電子情報工学科4年の金井 瞭真さんが2024年度画像符号化シンポジウム・2024年度映像メディアシンポジウム(PCSJ/IMPS 2024)にて、ベストポスター賞を受賞しました。
論文・受賞
2025.06.25

電子情報工学科4年の金井 瞭真さんが2024年度画像符号化シンポジウム・2024年度映像メディアシンポジウム(PCSJ/IMPS 2024)にて、ベストポスター賞を受賞しました。

<受賞した賞の名称と簡単な説明>

「IEEE WPTCE 2025, Best Student Paper Award」IEEE Wireless Power Technology Conference and Expo (WPTCE) は、無線給電分野における世界最大級の国際学会であり、合計238本の採択論文の中から、 Best Paper Award と Best Student Paper Award が1件ずつ選出されました。

<受賞された研究・活動>
無線給電では複数の送電コイルを並べるアレイ構造がしばしば用いられますが、給電範囲の拡張や変形を行いたい場合、コイル間の干渉により給電効率が著しく低下する位置が生じる問題がありました。我々の研究ではこの課題を解決し、一様な給電領域を実現するために、隣接コイル間の接触により干渉を自律的に打ち消す機構を提案しました。そしてシミュレーションおよび実測に基づいて提案機構を評価し、コイルの配置によらず任意の位置で給電が可能になることを実証しました。 R. Kobayashi, Y. Kawahara, and T. Sasatani, “Passive Reactance Compensation for Shape-Reconfigurable Wireless Power Transfer Surfaces,” IEEE WPTCE 2025, Rome, Italy, June 2025. https://arxiv.org/abs/2503.02183

<今後の抱負>

このたびは、このような賞をいただき、大変光栄に思います。論文の執筆や学会発表の準備にご協力いただいた研究室の皆様、そして日頃より多くの支えをくださっている家族に、改めて感謝申し上げます。今後は、本研究の内容をさらに深く掘り下げて解析するとともに、新たな研究テーマにも積極的に取り組んでいきたいと考えております。
https://ieee-wptce.org/
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