EEIC 東京大学工学部 電子情報工学科・電気電子工学科
矢谷研究室の篠田和宏さん、小関研究室の佐野由季さん、品川研究室の安斉周さん(学部4年次、坂井・入江研所属)が学部4年次に取り組んだ研究において未踏スーパークリエータに認定されました。
その他
2021.05.28

矢谷研究室の篠田和宏さん、小関研究室の佐野由季さん、品川研究室の安斉周さん(学部4年次、坂井・入江研所属)が学部4年次に取り組んだ研究において未踏スーパークリエータに認定されました。

<受賞者>
・篠田 和宏:学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 修士1年(矢谷研究室所属)
・佐野 由季: 東京大学大学院工学系研究科 電気系工学専攻 修士1年(小関研究室所属)
・安斉 周 :東京大学大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻 修士1年(品川研究室所属)

<受賞した賞の名称と簡単な説明>
未踏スーパークリエータ

「未踏スーパークリエータ」は「突出したIT人材」を発掘・育成するために独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が行っている未踏IT人材発掘・育成事業において、その中でも特に卓越した能力を持つと認められた人材に認定される賞です。

<受賞された研究・活動について>
プロジェクト名:布製ウェアラブル手書き入力デバイスの開発

近年、スマートウォッチやスマートグラスをはじめとするスマートフォンに代わる新しいウェアラブルデバイスが多く開発されている。しかし、ウェアラブルデバイスは文字入力が難しく、アプリケーションに制限がある。そこで本プロジェクトでは、身につけられる文字入力デバイス「wearbo」を開発した。 本デバイスは、入力方法を覚える必要やデバイスに目を向ける必要なく、また追加のデバイスを持ち歩くことなしにウェアラブルデバイスでの文字入力を可能にする。未踏期間中には太腿の部分で入力ができるズボン型デバイスと文字入力システムを実装した。また、布ならではのインタラクションを盛り込んだハンカチ型デバイスを試作した。これにより、「全てを身につけて、どこまでも手ぶらで」出かけられる世界の実現を目指す。

<今後の抱負・感想>
この度は光栄な賞をいただき大変嬉しく思っております。今後も導電糸を用いた日常生活に溶け込んだインタフェースの研究を進めて参ります。

・経済産業省のプレスリリース
https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210528004/20210528004.html

・IPAのプレスリリース
https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2020/20210528.html

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