4年生になって卒業研究の指導教員が決まると、その先生の所属する分野の一員として活躍することになります。こうして将来専門家となる第一歩を踏み出すのです。各分野の先生方は、その専門的学術知識・経験を最大限活用し、学部教育のカリキュラムの作成、学生実験の企画・実施等を協力して進めています。また、先生方の研究はいくつもの分野をまたがって協力し、あるいは他学部、他大学、外国とも交流して広範な研究を展開しています。
このような広い視野としっかりとした学術の基礎を学生の皆さんにも提供していきます。
コンピュータは人間性を阻害するものではありません。
技術がもっと進化すれば、人の心を豊かにする情報化社会はできるはずです。
我々が考えるのは、そのための自由で柔軟な方法論です。
計算機と人間を一つのシステムととらえてみる。
すると、いま私たちが追求すべき技術のあり方が見えてくる。
脳科学から情報技術まで多彩な知見から新たな構想を生み、その構想を実現化する思考回路を育みます。
例えば、世界中に張り巡らされた情報ネットワークが使う人や使う場に合わせて、いつも最適な情報を提供できるとしたら。この巨大な社会基盤には、次なる革命的進化が求められています。
コンピュータの能力は、情報社会の基盤です。
未だかつてない優れたコンピュータを実現するために、どんな情報処理のしくみを創造するか。
それがこの分野の課題です。
人間のように、見る・聴く・考える半導体チップ。
そんな先進技術もこの分野の研究領域です。
私たちは、ハード・ソフトの両面からまったく新しい電子システムの課題に取り組みます。
光波や電磁波には、情報を伝送するはたらきとともにセンサやレーダとして外界の情報を得る力があります。
光や電磁波が獲得する情報を、どう取り入れどう伝えるか。
物理と数理の両面を基礎に考えていきます。
21 世紀のネットワークを物理層で支えているのが光。
その潜在情報処理能力はTbit/s レベルです。
この未開拓な資源を、次世代の通信ネットワークやデバイスに活用する研究を進めています。
20 世紀最大の発明といえるのが、シリコンでできたトランジスタでした。
その延長線上にはない革命的なデバイス技術を生んだ者が、21世紀のヒーローとなるでしょう。
それは、あなたかもしれません。
プラズマ技術が社会に浸透していくと、エネルギーの生産・流通・活用の形が劇的に進化します。
ナノから地球規模まで、社会のあらゆる分野の課題にプラズマが答えを出す日が来るでしょう。
ここまで紹介してきたどの分野の先進的研究も、電気エネルギーとそのエキスパートが支えています。
再生可能エネルギー、電気駆動から超電導の実用化まで、知恵を駆使し、環境の世紀をともに生きましょう。
電気系工学専攻を中心に推進している分野横断的プログラム「セキュアライフ・エレクトロニクス」は、グローバルCOE プログラムの支援対象拠点となっています。グローバルCOE(Center of Excellence)プログラムとは、文部科学省の方針に基づき、日本の大学院の教育研究を支援する事業です。大学院の教育研究機能を一層強化し、世界最高水準の研究基盤のもとで世界をリードする創造的な人材育成をめざしています。
COE 拠点の博士課程大学院生はリサーチアシスタント(RA)に採用され、経済的な支援を受けるとともに、世界の学会で活躍しています。

















