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GCOE概要

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研究活動計画

本プログラムでは、「セキュアライフ・エレクトロニクス」の研究を展開して、世界的に卓越した本拠点をさらに拡充する。エレクトロニクスのディシプリンに根ざした創造的研究成果は、電気エネルギー、通信、コンピュータ等、多くの技術領域を誕生させ、社会に貢献してきた。21世紀は、これら技術領域による「もの」の拡充から、安全、安心、健康、環境保全、・・といった「こと」の実現へと社会的要望の重心がシフトしている。一方で、上記の従来技術領域は成熟して飽和の兆しも見受けられ、エレクトロニクスにはある種の閉塞感も漂う。本拠点では、このような諸状況を総合的に勘案し、安全・安心を中心に据えて“Quality of Life”の拡充を目的に、組織的な研究を展開する。この「セキュアライフ・エレクトロニクス」の展開には、マテリアル、デバイス、システムといったエレクトロニクスの各技術レイヤーを貫通して、また上述の従来技術領域の殻も破っての協働が必須である。このような連携研究の展開による斬新な要素技術の提案・実現と、異分野技術をも含めたそれらの融合によって、これまでにない価値を社会に提供する新たな技術領域の創成を図りたい。

本拠点では、セキュアライフ・エレクトロニクスのコアとなる「センシング技術」「情報処理・ネットワーク技術」「アクチュエーション技術」「機能デバイス・マテリアル技術」において、21世紀COEプログラムにて世界的な成果を蓄積してきた。本プログラムでは、これら縦糸をさらに展開するとともに、従来から本拠点グループが世界的な実績を有する「ナノエレクトロニクス」「フォトニクス」「高集積技術」を横糸にして、産業界との連携も深め、使える技術の創成を図るとともに、その基盤となる未踏科学の探求も併進させる。このような新たな切り口による研究の推進は、幅と厚みのあるエレクトロニクス教育と整合している。

上記の目的を実現するために、セキュアライフ・エレクトロニクスのコンセプトに示した研究体制を整える。まず、

  1. センシング研究CORE
  2. 情報処理・ネットワーク研究CORE
  3. アクチュエーション研究CORE
  4. 機能デバイス・マテリアル研究CORE

の4つのコアグループを形成し、それぞれ事業推進担当者が中心となって、21世紀COEで蓄積した研究成果をさらに展開する。21世紀COEでは、光ファイバを歪や温度の分布センサに仕立てて航空機翼や橋梁等に張り巡らせ、「痛みの分かる材料・構造を実現する光ファイバ神経網技術」、半導体集積回路にて物理現象を活用して画像連想を瞬時に実現する「右脳的コンピューティングデバイス」、路面に貼り付いて滑らないタイヤを実現した「4輪駆動制御電気自動車」、量子暗号伝送の基盤技術である「単一光子発生」を可能にしたナノ技術等、学術創成研究、基盤研究S、CREST、ERATO、そして、先端融合領域イノベーション創出拠点プログラムにも採択され、多くの受賞も受けた、世界的にも独創性に富む多くの成果を挙げている。

本拠点では、これら4研究COREを発現すべき機能面で構成した。これに対して、本拠点は、基盤技術として、ナノエレクトロニクス、フォトニクス、高集積技術でも、卓越した成果を有する。そこで、

  1. ナノ・リング連携
  2. フォトニクス・リング連携
  3. 高集積技術・リング連携

の3つのリング連携も設けて、両者を縦糸と横糸として織り上げるように、各研究室ならびに各グループが協力・連携できる態勢を構築する。21世紀COEで設置した「プラットホームラボ」こちらを参照)は、共通設備、共通機器、共通デモンストレーション機能を有する共用スペースであり、研究室間ならびにグループ間の協働を助長するスキームとして、本プログラムでも継続・発展させる。

セキュアライフ・エレクトロニクスは、安全・安心を核として”Quality of Life”を拡充させる研究領域である。各研究COREで創成するユニークな技術を融合して、新たな価値を社会で実現する。たとえば、「痛みの分かる材料・構造のための光ファイバ神経網技術」は、航空機用複合材料技術、痛み情報の判断技術と融合させてはじめて価値が具体化する。本拠点内の協働はもちろん、異分野との協働が大切であり、産学連携、国際連携を積極的に推進する計画である。COE国際シンポジウム、研究COREワークショップ、若手ならびに博士院生成果発表会等の情報発信の機会を設けることは言うまでもない。加えて、本拠点のホームページに「セキュアライフ・エレクトロニクスWebマート」を新設し、拠点内の最新の研究成果を分かりやすく簡潔に公表して、共同研究を誘発する。本拠点内では多くの産学連携、国際連携が展開されており、セキュアライフ・エレクトロニクスによる社会的価値の創造に向けてより活性化させる。

国際的な面で最も重要なポイントは、海外の優秀な若者が、院生やリサーチフェローとして、本拠点に参画したいと希望するよう、研究・教育・若手支援スキームを拡充することである。本拠点では、既に多くの外国人院生ならびにPDを迎えてきた。フランスのCNRSとはMEMSを中心として、ナノエレクトロニクス関連ではハーバード大、アクチュエーション関連ではソウル大等と、既に連携を深めており、多くの院生やPDを交換している。これら組織間の国際連携に加えて、各研究室・教員の豊富な国際交流を基盤として、「海外Liaison研究室」制度を設置し、研究室単位での交流を深める。これを基盤として、研究COREとしての協働、拠点全体としての協働へと拡充してゆく。これら国際連携拠点と国際連携研究室を中心として、院生ならびに若手研究員の相互交換を増進するための予算を計上する。21世紀COEでは、競争相手の海外研究室を院生が単独訪問して議論を戦わせる「海外武者修行プログラム」で成果を挙げてきたが、これを拡充し、「海外インターン制度」も実施する。上記の「Webマート」は英語化し、またこれら協働の円滑運営には、21世紀COEで設置した「未来エレクトロニクス研究教育センター」を活用する。

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