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GCOE概要

推奨環境
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目的・必要性

過去5年間推進してきた21世紀COEプログラムでは、本郷、駒場、柏の3キャンパスにまたがる複数の専攻・研究所・センターが連携し、マテリアルからシステムに至るエレクトロニクス領域での研究を,個別研究間の相乗効果を発現させつつ同時展開してきた(図2)。この相乗効果発現のために,システム-デバイス-マテリアルの各技術領域を跨いでシステムエレクトロニクス・プロジェクトとナノエレクトロニクス・プロジェクトを設置し,さらに5重点テーマを設けプラットホームラボを拡充させてきた。本郷キャンパスにおける「機能融合デバイスラボ」、「システムフォトニクスラボ」、「武田先端知クリーンルームラボスペース」、駒場キャンパスにおける「ナノデバイス・ラボ」、柏キャンパスにおける「PAOルーム」である(図2中の写真)。さらに大学院生も含めて若手が主体となり、海外の大学等とも定期的に研究交流を行ってきた。これらの教育研究基盤によって、多くの博士課程レベルの大学院生と教員による研究成果が蓄積されている。本拠点メンバー60 名が発表した学会誌論文は年間350件以上(事業推進担当者21名では200件以上)に上り、国際会議発表は年間約750件(約500件)、うち招待講演約120件(約85件),著書約40編(20編)である。これを5年間合計すると膨大な成果である。本COE発足以来、教員と学生の受賞も数多く(年間約40件で増大傾向)、世界トップレベルの研究成果が挙がっていることを示している。

博士課程レベルの人材育成は、国際的水準で高いレベルでの研究を自ら主体的に実施することによって最大の効果を挙げるものであり、今後もこのような研究と教育の基盤をさらに強化する。具体的には、(1)センシング研究CORE、(2)情報処理・ネットワーク研究CORE、(3)アクチュエーション研究CORE、(4)機能デバイス・マテリアル研究CORE の4研究COREを形成し(縦糸)、それらの連携を強めるため、(A)ナノ・リング、(B)フォトニクス・リング、(C)高集積技術・リング の3つの連携グループ(横糸)を組織することにより 領域横断的教育・研究スキームである「セキュアライフ・エレクトロニクス」の技術・学術体系の構築をめざす。

こうした横断的技術・学術分野を担う人材を育成するために、次の教育・人材育成プログラムを実施する。

  1. 幅と厚みのあるエレクトロニクス教育
     すでに中核専攻である電気系工学専攻では、「基礎講義群」、「先進的講義群」、「実践的な実験・演習・輪講群」の3層構造から成る教育カリキュラムを有し、本学の大学院カリキュラムとしては最も整備されたものであるが、これをさらに改革強化しつつ関連専攻にも拡張し、大学院カリキュラムの体系化による幅と厚みのあるエレクトニクス教育を行うことによって、視野の広さと確かな専門性を兼ね備えた人材を育てる。受講者の意見・評価を求め、講義等に反映させる。
  2. 独立した研究者としての意識の涵養
     すでに21世紀COEプログラムでは、博士課程大学院生に自らの研究計画を提出させ、RAとして雇用し、実績と計画の評価に基づいて給与を支給している。現状では予算が十分ではないのでRA制度を大幅に拡張することにより、博士課程大学院生の経済的支援を行い、研究者としての自立意識を高める。
  3. 若手研究者の招聘と支援
     内外から優秀な若手教員やポスドク研究員を採用し、本拠点での研究教育に参加してもらう。博士課程大学院生、ポスドク、若手教員向けのCOE内リサーチファンディング制度を設置し、自由な発想で研究計画を立て採用された者に資金を供給し、若手の研究をサポートする。
  4. 国際性の醸成
     すでに21世紀COEプログラムでは、博士課程大学院生に海外で行われる国際会議での発表を促し、それだけではなく海外のライバル研究者がいる研究機関への単独での訪問(いわゆる海外“武者修行”と“道場破り”)に支援を与えて奨励している。国際性の涵養に大きな効果を挙げているので、これを継続・拡張する。また、すでに海外研究機関に長期滞在して共同研究等を行う海外インターンシップ制度を設けており、実績も出始めているので、大幅に拡張したい。
  5. オリジナリティと良質な研究へのこだわり
    本COE内のオリジナルな研究を行った教員や研究室の成果や思考法を若手教員や学生に知らせ討論を行う仕組みをつくる。若手や大学院生の研究を相互に創造的に批判しあうセミナー等の開催、また異分野融合の成功例を示すセミナーなども含め、海外や国内から優れた研究者を招聘して交流を行うなど、「テイスト」の良い人材を育成する。

以上により、縦棒の太いT型教育を実践する。

図2 3キャンパスにおける関連専攻組織-の関係と連携協働のための教育研究基盤

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